結納とは、結んで納めるという字のとおり、両家が親類となって「結」びついたことを祝い、贈り物を「納」め合うということです。結納をすませたら「結婚をします」という約束を公に交わしたことになります。地域によってやり方に違いがあるので、両家の間で確認しましょう。一般的には、結婚式の3~6ヶ月前に行うのが一般的です。六輝(六曜)の中で大安や友引といった日の午前中に行うのがベストです。
結納には「正式結納」と「略式結納」の2つのスタイルがあります。正式結納は、仲人が両家を往復して9品の結納品(目録)や結納金を届けるスタイルで、最近はこのスタイルで結納を行うカップルは減っているものの、地域や家のしきたりで行う場合もあります。略式結納は、両家がどちらかの家やホテル、料亭などに、一堂会して結納を交わすスタイルで、結納品(目録)の数も減らしライトなスタイルで行います。最近は仲人なし、記念品を贈る「略式結納」が主流です。