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ユンハンス マックスビルコレクション(Max Bill by Junghans)

バウハウス最後の巨匠「マックス・ビル」が1962年にユンハンスのために長い年月をかけデザインした腕時計。細部に至るまで計算尽くされ一切無駄を削ぎ落とした飽きの来ないシンプルな美しさゆえに時流に左右されない普遍性があります。また、クラシカルなプレキシガラスを風防に用いることで温かみがあり、郷愁さえかもし出しています。特にこの風防のドーム形状の美しさは特筆に価します。

ドーム型のプレキシガラスに覆われた文字盤そして針もドーム形状にするなど、妥協を許さない姿勢が伝わります。時計を極めればここに行き着くと言われるのもうなずけます。 彼が生み出したオートマテックコレクションのウォールロックは高い完成度と美しさからNYの近代美術館(MoMA)に永久所蔵品として収蔵されていることからもおわかりでしょう。

【ユンハンスデザイナーのマックス・ビル】とは 彼はスイス生まれ。ドイツはデッサウのバウハウスで学び、バウハウスの創始者らに師事、建築家ル・コルビュジエらの思想も受け継ぐ“バウハウス最後の巨匠”です。「形は機能から生まれる」を信念とした明瞭なデザインと緻密な計算に基づく調和を特徴とする作品は今もなお創作の教本であり、多大な影響力を持っています。

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