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エキリーブルの掲載記事

エキリーブル MJコンテス「エキリーブル」(こころ+バランス=幸せ)
エキリーブルとは心と体のバランスを主眼に、WFP(国連世界食糧計画)の活動や子供の教育問題
そしてオリンピック誘致に至るまで現在身の回りにある課題をテーマに編集されるタウン誌です。
創刊よりSpice of life(人生の香辛料)のタイトルで連載しておりますのでご紹介させていただきます。

※画像をクリックして頂くと、エキリーブル発行会社
 「MJコンテス」さんのサイトをご覧頂けます。

究極のパーソナルオーダー靴

クエルボ・イ・ソブリノス西洋ではすでに古代ギリシャ・ローマの時代より革靴の原型を見ることが出来ますが、日本 における革靴の歴史はさほど古くはありません。明治維新により西洋の文化が積極的に取 り入れられ、次第に革靴を履く習慣が生まれてはきましたが、それでも戦前までは草履・下 駄の生活が一般的でした。ところが、ここ数年空前の革靴ブームで欧米のシューメーカーが いの一番にこぞって日本に進出し、現在では海外の豊富な革靴を自由にチョイスすることが できるようになりました。

【既製靴とオーダーメイド靴】
欧米の革靴は、一流ブランドともなればかなり高価です。10〜20万円もする靴も珍しくありま せん。しかし、どんなに高価な海外の靴でも、万人向けに作られた既製靴と パーソナルオー ダーメイドの靴とはまったく異なる履物です。足の形状は人により様々です。日本人と欧米人と ではその違いは更に顕著です。せっかく大金をはたいて高価な靴を買ったはいいが、足に合 わないのに我慢して履いていませんか?

【健康維持に果たす靴の役割の重要性】
そもそも足は身体の全体重を支え健康を保つ上で大変重要な部分です。そして、体重による 衝撃を吸収し正しい姿勢を維持する役割を果たしているのが、小指の付け根、親指の付け根、 かかとの3点が描くライン、つまり専門用語で「アーチ」といわれる部分です。ところが、年を重ね るにつれ、また足に合わない靴を履くことにより、「アーチ」は次第に衰え衝撃を吸収できなくなり、 姿勢も悪くなります。その結果、疲れやすくなるのはもちろん、場合によっては膝や腰、更には肩 をも痛めることにもなりかねません。そのため、靴作りで最も重要なのは、「アーチ」部の中心に位 置する土踏まずを吊り上げ包み込み、姿勢を矯正するように設計された靴を作ることです。

【究極のパーソナルオーダー靴とは】
巷ではビスポーク(Be Spoken)によるオーダー靴という言葉をちらほら耳にするようになりました 靴の世界ではビスポークによるオーダー靴とは、注文者個人のために足の木型(ラスト)を作製す ることに価値を見出しそれがステータスであるかのような表現がよくなされています。でも、そもそ もビスポークとはBe Spokenの言葉が示すように、注文者と製作者とが一緒になって話し合いを し相談しながら、注文者にとってベストなものを作っていくことを意味します。靴の製作で失敗しが ちなのは、木型に頼りすぎデザインがないがしろにされることです。これは極端な逸話なのですが、 英国のある紳士は靴のスタイルにこだわるあまり自らの足の小指を切り落としてまでも美しいデザ インの靴を履き通したそうです。つまり、健康のため自分の足に合った靴を履くことと、いつの時代 でも変わらない歴史と伝統に裏打ちされたエレガントさが両立した靴が究極のパーソナルオーダー 靴と言えるのかもしれません。

【日本屈指の靴職人】
ここでご紹介したいのが、イギリスの超ビスポークメーカー〈ジョージクレバリー〉〈エドワードグリーン〉 やその他数社で専属ビスポーク靴職人として活躍し、帰国後、自らのブランド【Yohei Fukuda 】を 立ち上げた福田洋平氏です。福田氏の靴には正しい歩行を実現するための様々な工夫がなされ、 特に靴作りで最も重要なアーチ部分の中心に位置する土踏まずを足に合わせ包み込む技法の第 一人者です。イギリスの洗練されたデザインと靴の本来の目的を合致させた究極の、HAND SEWN WELTED 製法によるパーソナルオーダー靴を一度お試しになってはいかがでしょうか?