エキリーブルの掲載記事
「エキリーブル」(こころ+バランス=幸せ)
エキリーブルとは心と体のバランスを主眼に、WFP(国連世界食糧計画)の活動や子供の教育問題
そしてオリンピック誘致に至るまで現在身の回りにある課題をテーマに編集されるタウン誌です。
創刊よりSpice of life(人生の香辛料)のタイトルで連載しておりますのでご紹介させていただきます。
※画像をクリックして頂くと、エキリーブル発行会社
「MJコンテス」さんのサイトをご覧頂けます。
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宇宙 壮大で神秘的な世界
ベルセウス座の大流星群が見られるということで、家族で長野に出かけたことがありました。 今年はちょうど大流星群のピークが新月にあたり、流星を見るには絶好の機会でした。その夜は 天候にも恵まれ、ホテルの出窓に全員横になり部屋の明かりを消して夜空を仰いでみると、そこには 満天の星と無限の空間が広がっていたのを今でも鮮明に記憶しています。 昔より星が流れる間に3度願いを唱えると、その思いが叶うといわれます。じっと目を凝らし、子供と 一緒に星の流れを待つゆったりとした時間はまた格別なものがありました。
太古より人々は未知なる宇宙を解き明かそうといろいろと議論がなされ、後に世界観を変える宗教 紛争にまで発展するのです。いわゆる地動説への「コペルニクス的転換」と言われるものです。 近年、天体観測望遠鏡の進歩により宇宙の神秘が徐々に解き明かされてきましたが、私たちが 生きている宇宙とはいったいどんな存在なのでしょうか。また、宇宙には果てがあるのでしょうか。
【宇宙の誕生 ビックバン】
宇宙は137億年前、ビックバンによって誕生したというのが今日の定説です。当初、宇宙は真空で 極めて高温・高密度のエネルギーが1点に凝縮された状態で、ある時そのエネルギーが大爆発を 起こし時間と空間ができた、これが「ビックバン」と言われるものです。そして爆発とともに膨張し続け 現在の宇宙があるようです。 宇宙は、距離に比例して遠くにある星ほど光の速さに近い速度で遠ざかっているといわれています。 つまり今でもそれだけ宇宙が膨張しているということです。 私のような凡人にはとても理解しがたいのですが、こんなことがわかったのも実はかのアインシュタイン の相対性理論がその基礎にあり、それを天文学者のハッブルが観測により実証したのです。 光は1秒間に地球を7回り半もする速さですから、何十〜何百億光年という途方もない数字の距離は 想像すらおぼつきません。宇宙の寿命を考えるに、太古の人々が眺めた夜空と現在私たちが見上げる 夜空とはさほど違いは無いようです。夜空の星は近い物でも光の速さで数光年かかります。今見ている 星の光は、もしかすると恐竜時代に放たれた星の光が長い旅を続けやっと私たちに届いているのかも しれません。 宇宙には果てがあるかとの問いに答えられる人はいないでしょう。宇宙は今後も果てしなく膨張し続ける のでしょうか。
【私たちの太陽系そして地球の運命】
太陽系に属する私たちの地球は、恒星である太陽の光の恩恵により成り立っています。そして太陽系は 天の川銀河の一員で、直径10万光年の巨大な円盤状の天の川銀河の中には1.000〜2.000億個もの 星が存在しているそうです。宇宙にはこんな銀河が知りうる限りおおよそ1.000億個もあるといわれてい ます。 光を放つ恒星は太陽に限らず、すべて水素の塊です。そして巨大な水素ガスの塊は自己の重力により 限りなく収縮しようとします。それにより温度と圧力が上昇し核融合を起こし、光エネルギーを発するのです。 そして、収縮しようとする力と内部より発するエネルギーが釣り合ったところで恒星としてのバランスを保てる のです。詳しくは量子力学の分野で、解説はその道の専門家にお願いしましょう。 どんな恒星でもそこには終焉があります。水素の燃え尽きる前、太陽は一度地球をも飲み込む大きさまで 急速に膨張しますがその後収縮運動を始め、やがては質量の重い物質でできた地球ほどの大きさの暗い 星としての生涯を遂げるのです。こんな話を聞くと不安になりますが、でもご心配は無用です。太陽の寿命はおよそ100億年、現在その半分 ほど経過した段階で、どんな家系図も意味を持たない途方も無く遠い未来なのですから。
ここ数年、世界の共通テーマとして地球環境が多く取り上げられています。本来は太陽とともに寿命を全う する運命であるはずの地球が、人類の利己的な私欲により自らの命を短めようとしている歪んだ現実に 直面しているのは憂うべき事実です。 イギリスの詩人ワーズワースはかつてこんな言葉を残しています。「自然はそれを愛する者の心を裏切ること は決してない」と。
太古より人々は未知なる宇宙を解き明かそうといろいろと議論がなされ、後に世界観を変える宗教 紛争にまで発展するのです。いわゆる地動説への「コペルニクス的転換」と言われるものです。 近年、天体観測望遠鏡の進歩により宇宙の神秘が徐々に解き明かされてきましたが、私たちが 生きている宇宙とはいったいどんな存在なのでしょうか。また、宇宙には果てがあるのでしょうか。
【宇宙の誕生 ビックバン】
宇宙は137億年前、ビックバンによって誕生したというのが今日の定説です。当初、宇宙は真空で 極めて高温・高密度のエネルギーが1点に凝縮された状態で、ある時そのエネルギーが大爆発を 起こし時間と空間ができた、これが「ビックバン」と言われるものです。そして爆発とともに膨張し続け 現在の宇宙があるようです。 宇宙は、距離に比例して遠くにある星ほど光の速さに近い速度で遠ざかっているといわれています。 つまり今でもそれだけ宇宙が膨張しているということです。 私のような凡人にはとても理解しがたいのですが、こんなことがわかったのも実はかのアインシュタイン の相対性理論がその基礎にあり、それを天文学者のハッブルが観測により実証したのです。 光は1秒間に地球を7回り半もする速さですから、何十〜何百億光年という途方もない数字の距離は 想像すらおぼつきません。宇宙の寿命を考えるに、太古の人々が眺めた夜空と現在私たちが見上げる 夜空とはさほど違いは無いようです。夜空の星は近い物でも光の速さで数光年かかります。今見ている 星の光は、もしかすると恐竜時代に放たれた星の光が長い旅を続けやっと私たちに届いているのかも しれません。 宇宙には果てがあるかとの問いに答えられる人はいないでしょう。宇宙は今後も果てしなく膨張し続ける のでしょうか。
【私たちの太陽系そして地球の運命】
太陽系に属する私たちの地球は、恒星である太陽の光の恩恵により成り立っています。そして太陽系は 天の川銀河の一員で、直径10万光年の巨大な円盤状の天の川銀河の中には1.000〜2.000億個もの 星が存在しているそうです。宇宙にはこんな銀河が知りうる限りおおよそ1.000億個もあるといわれてい ます。 光を放つ恒星は太陽に限らず、すべて水素の塊です。そして巨大な水素ガスの塊は自己の重力により 限りなく収縮しようとします。それにより温度と圧力が上昇し核融合を起こし、光エネルギーを発するのです。 そして、収縮しようとする力と内部より発するエネルギーが釣り合ったところで恒星としてのバランスを保てる のです。詳しくは量子力学の分野で、解説はその道の専門家にお願いしましょう。 どんな恒星でもそこには終焉があります。水素の燃え尽きる前、太陽は一度地球をも飲み込む大きさまで 急速に膨張しますがその後収縮運動を始め、やがては質量の重い物質でできた地球ほどの大きさの暗い 星としての生涯を遂げるのです。こんな話を聞くと不安になりますが、でもご心配は無用です。太陽の寿命はおよそ100億年、現在その半分 ほど経過した段階で、どんな家系図も意味を持たない途方も無く遠い未来なのですから。
ここ数年、世界の共通テーマとして地球環境が多く取り上げられています。本来は太陽とともに寿命を全う する運命であるはずの地球が、人類の利己的な私欲により自らの命を短めようとしている歪んだ現実に 直面しているのは憂うべき事実です。 イギリスの詩人ワーズワースはかつてこんな言葉を残しています。「自然はそれを愛する者の心を裏切ること は決してない」と。